日本のすがた・かたち

2020年4月13日
コロナ性引きこもり症候群

一説によると、インドネシアのタンボラ火山が破局噴火すれば、社会というものは1週間ぐらいで崩壊するそうです。急激な氷河期が来て、たぶん1年ほどでほぼ世界は全滅するとのことです。人類はそのレベルの生物のようです。
今、世界を恐怖に陥れている新型コロナウイルスも、ある意味人類がそのレベルの生きものと知らせているようにも思います。

現代社会は人間間、民族間、国家間では、存続をかけて戦いという選択がありますが、ウイルスでは特効薬かワクチンの開発しか手立てがなく、戦い抜くといっても見えない相手故に手探り状態が続いています。
こうなったら、なるべく人間に接触しないことの専念する他はないようです。
医療崩壊をきたした国々は、出来る限りのことしかできないので、後は天に任せる他はありません。

生活が困るからといって他人の所為にし、国が悪いといって、補償するように迫っていますが、ここは一番、他人の所為にせず、コロナの所為にし、国の支援を待つことです。そして自分が罹っていることを想定し、先ずは出来る限り食料を確保し、他人にうつさない行動をとることが必要です。
そしてまたコロナの自然衰退を待ち、万が一罹ったら覚悟することです。

刻々に入るニュースを見れば、グローバルな社会とはいえ、国情により対策は夫々で、ウイルスの撲滅方法はどれが良いのか、民族自決の方法となります。
中国武漢に端を発したウイルスを人間が地球上にバラマキ、広げました。その対応のすがたは決してグローバルではなく、個々の国の在り様によって様々となっています。これから益々感染が広がると思いますが、一縷の望みは特効薬です。
私は、日本製の薬が救世主となるといいな、と思っています。

現在、仕事も滞り、作業方法も変わり、生活も蟄居のような現状となっていますが、考えてみると照明の無かった時代は、日の出と共に起き、食べ物を得て日の暮れと共に寝るというものでした。生活のベースも個人主義ではなく、大家族的で統制のとれる生活のようでした。つまり自然の事象の中で、自然を畏敬し先祖を崇拝する、自然循環サイクルの中の一員として生きていたということです。それがスマホに象徴されるような激変した生活様式に・・・。

生来、自閉的引きこもり症候群の私は、昨今のコロナ世情の中では比較的生活変化はなく、相も変わらずスケッチブックに10Bの鉛筆を走らせています。
コロナ一過の後に来るだろう夢のない生活に、少しばかりお役にたつことができたらと・・・。

 〽︎ アタシコロナで本読むばかり 主は未だに引きこもり

 

 


2020年4月13日