新之介文庫だより

2011年9月29日
『水晶殿』-13 黄金比と白銀比による造形

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新之介文庫の佐々木です。
 「黄金比」とは美しさの比率、西洋の美の基準である。
   1対1.618 約5対8 の縦横の比。
   小堀遠州の作庭による桂離宮の庭園も。
  そして水晶殿外観のフォルムにも。
 「白銀比」とは、古来我が国に伝わる美しさの比例・比率である。
   1対1.1414 約5対7 の比。
   建築を始め和紙の寸法など美術工芸に多用されている。
  それは、水晶殿ではホールの円形サッシュ。
   1枚のガラスの寸法がこの比。
  水晶殿は美の比例のかたまり。
  誰がその寸法をどのようにして導きだしたのか・・・


2011年9月29日