富士川の佐々木窯は、昨年末２８日から正月三日夜８時まで焚かれました。

元旦に陶友市川さんから「出ました～」とのメールが入りました。

私の作った丹波と黒泥の茶碗の引き出しです。

写真を見た私は「出たぁ～！」と興奮しました。

佐々木さん、市川さん、窯焚きの皆さん有難うございました。

灼熱の窯から引き出され、冷水に浸され、姿を現したのは翠色の丹波の茶碗と、漆黒の黒泥の茶碗。

いずれも狙いを超えた出来栄えと見ました。

「今年の茶事に使えそうだ」、と思いました。

１４日に出てくる茶入れや香合はどうだろうか、と心は逸ります。

さあ、これに似合う茶杓を削らなくては。

あの人を招く一会が俄然楽しみになりました。

今年も佐々木さんの個展がひらかれるとのこと。

これも楽しみなことです。

Tweet