フリーズドライ~解凍その2~
能楽堂ライブ「十方彩雲」
ライブ担当プロデューサーの西澤可奈子です。
ご来場くださいます皆様へ、
少しだけ、あらすじを。
私からの舞台のご紹介は、これにて最後となります。
古代より歌や踊りなど歌舞音曲は、
神へ捧げるものであったといわれています。
今回のライブでは、神や精霊たちが音楽や踊りをもって、
天地四方八方に彩雲をたなびかせながら、
人々を楽しませ、大きな和を広げていくということを表現しています。
台本は、能やお茶事の構成に見立て
■初座(しょざ)
■幕間(まくあい)
■後座(ござ)
という三部構成になっています。
それぞれの出演者は、自然界の神や精霊の役として舞台へ登場し、
それぞれに祝詞(のりと)や和讃(わさん)を唱え、
舞台から言霊を発していきます。
◯結(むすび)のカミ
塵からぬ新羅のすがた観しわれは万象(よろずかたち)を結び造らむ
◯雷(いかづち)のカミ
雷の聲なる音を轟かせ天地の間(はざま)清め参らん
◯風(かぜ)のカミ
吹き荒れしこの世の風は曲事を払い鎮める神の験(しるし)ぞ
◯音霊(おとだま)
この音は宙(そら)なる母の産まし音 神と仏の声と聴かまし
初座は儀式を行うように、
清め、祓い、祝い、
幕間にては会場とともに楽しみ、
そして後座では、全員が一団円となって、
歌舞音曲で、その心を伝えます。
では、皆様。
11月29日、この歌舞音曲をともにお楽しみいただけますように。
熱海の高みにて、お待ちしております。
どうぞお気をつけてお越し下さい。