茅の輪くぐってきました
先日、赤坂の日枝神社でお家元による献茶式があり、お手伝いにいってまいりました。本殿の前には夏越祓いの大きな茅の輪が。
本殿にむかって左、右、左と3回くぐり、参拝するのが作法(神主さんの紙垂の振りと同じ∞ですね)とのことで、さっそくやってみました。
みな月の夏越の祓へする人は 千歳の命延ぶと云うなり(古今集)
スサノオノミコトが旅の途中に兄弟に宿を求めたところ、裕福な弟の巨旦将来は断ったが、貧しい兄の蘇民将来はこころよく引き受けもてなしたので、蘇民将来に、茅でつくった輪を腰につけると疫病を免れられるというご褒美をくださり、蘇民将来の一族のみが助かったという故事によるのだとか。
暑くなってだれてきたこの頃、雑菌が繁殖しやすいこの時期に、半年分のお祓いをして、気持ちを引き締め無病息災を願うと言う、先人の知恵なのですね。
そして無病息災をお守りくださる神様に、お家元が皆を代表して感謝と願いをこめてお茶を恭しく奉げてくださったということでしょうか。
単純ですが、なんとなく気持ちがしゃきっとしてきました。
来年の「母の日」のお茶会に向けての、第一歩のような気もしています。
(2009・6・22)