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百花魁

DSC_0071.JPGお茶会担当の芽久美です。遅ればせながら、皆様本年もよろしくおねがいいたします。

鎌倉にも梅の花がちらほら咲き始めました。

なぜだかわかりませんが、同じ花でも桜は心を騒がせ浮き立たせますが、梅は心を静かに鎮めてくれる気がして、ひとり静かに梅見にお寺巡りをしたくなります。

梅は中国から遣唐船にて伝来したものだそうですが、万葉集には既に百十数首の梅の歌が載っているとか。異名も多く、百花魁(ひゃっかのさきがけ)、暗香(あんこう)、疎影(そえい)、好文木(こうぶんぼく)、春告草(はるつげぐさ)、風待草(かぜまちぐさ)、木の花(このはな)、香雪(こうせつ)、清友(せいゆう)・・・などなど。こんなにロマンチックな素敵な名前がたくさんついているなんて、古来よりいかに人々に愛されてきたかが伺えます。

梅の花の透き通る純白とその清らかな香りは、白を穢れなさの象徴として尊んできた日本の文化に早くから溶け込んでいったのですね。そして真紅の梅は命の象徴として・・・。日本人はやはり紅白ですか。
道元禅師もその禅風を語るに、白く芳しく清らかなものとして雪月花を、そしてその花はすなわち梅の花をさしているのだと(2008年10月31日 「雪月花」参照)。
 
梅といえば、天神様=菅原道真公は、あまりに優秀だったため昇進を妬まれ大宰府に左遷され、その地で亡くなってしまいますが、すると朝廷に次々と祟りがおこり、それを鎮めるために天神様として祀られ、それが天神信仰 のはじまりとか。
大宰府天満宮には、左遷された菅公が、京都のお屋敷でこよなく愛していた梅に、有名な「東風吹かばにほひおこせよ梅の花 主なしとて春をわするな」の歌を詠まれると、その梅が菅公を慕って大宰府まで飛んできた(!?)という「飛梅さま」が御神木として恭しく本殿前の向かって右側に祀られています。
また、夢の中で中国へ参禅し、一夜にして得度して梅一枝を持って帰ってきたという「渡唐天神伝説」。
 
すごい想像力。現実的に考えるとありえな~い!というものを神様として祀り、祈りをささげ頭を垂れる。もしかしたら、ありえないと思う限界を超えた潜在力が、信じることで掘り起こされるということもありえるかもしれませんね。ていうか、そんな理屈っぽいこと考えずに、心を真っ白にして大いなるものに頭を垂れ、祈るのがいいのかも。
受験生たちの願いの詰まった鈴なりの絵馬を見て、なぜかほほえましくなってしまいました。


さて、年もあらたまり、春告草も咲きましたので、横道にばかりそれていないで、少しお茶会のほうにお話しを戻したいと思います。・・・・次回より。
(私も、お茶会の勉強がすすむように、鎌倉の荏柄天神にいってこよう・・・。)                


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コメント (2)

三森眞智子:

本年もどうぞ宜しくお願い致します。
昨年末来おかしくなっていたPCが回復しました早速「和の心にて候」アクセスしました。今週になり動きが出始めた就活と共に精神的にも刺激を与えられ嬉しい限りです。少しずつ・・・少しずつ・・・まちこ


MEGUMI:

まちこさま
PC復活よかったですね。これからもどしどし組たよりに参加してくださいね。就活もがんばって!
芽久美

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