和の心にて候 Top

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船上から

コーディネーターの佐々木です。


新之介組のユースケさんから

        メッセージが届きました。

    「和の心にて候」は すでに南極で

    日本のすがた・かたちが

          オーストリア人のクルーに

         紹介されているようです。

     想像してください>


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みなさま

南緯64度、東経54度から ユースケです。


昭和基地へ向けての航海は順調に進んでいます。
基地までは 約450海里、
うまく行けば 14日には第一便のヘリが飛ばせる
位置まで近づいています。

今 ちょうど低気圧の中を通過中で、
海と空の境目が分からないくらい
船の周囲は吹雪いて、真っ白になっています。
数日前までは、穏やかだった海面が、嘘のように
荒れ狂っています。


周りの環境も、いよいよ南極らしくなって来て、
1月5日には、初氷山にも出会いました。
今ではもう 次から次へと氷山がやって来ます。
色・形・大きさ どれ一つとして同じものはなく、
毎日 ブリッチに上がって、双眼鏡でその姿を
追っています。

氷山を見るのは、生まれて初めてですが、
とにかくその存在に、圧倒されます。
直接肌から 地球の大きさを感じます。

船の上では、日豪親善の意味をこめて、
日本の観測隊が主催で
「A A School」 という 隊員それぞれが
講師になって、日本の文化を紹介する学校を
開きました。

僕は 大トリを任せられ、
和服を着て
茶道を通し、日本人のモノの見方を紹介しました。

オーストリア人のクルーに英語で説明しました。
分かるように伝えるのは、大分苦労しました。

帛紗さばきを教えたり
新之介さんから、お借りした「茶籠」を交えたり。


日本人が世界をどのように観ているのか、
少しだけ 伝えることが、出来たと思います。


    2009.01.11

ユースケ拝

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