ライブ担当プロデューサーの可奈子です。
いよいよ本番まで二週間を切りました。
先日は能楽堂にてリハーサルも行われ、
出演者をはじめ、関係者みなさんも、緊張感が高まってきました。
少しだけ、舞台のことをご紹介していこうと思います。
「日本人の心の故郷は和歌にある」
という演出家・太田新之介さんのお言葉を
前回、この新之介組だよりにて、お伝えしました。
最初は何のことやら、全くピンときませんでしたが、
いろいろと舞台を進めてお話を聞くうち、改めると、
日本人は割と今でも言葉のもつ力を信じている部分が無意識のうちにあるように思えました。
迷信だと思うにしろそうでないにしろ、
例えば、そんなことをいうとバチが当たるとか、
忌み言葉のようなものも現在に残っているし、
パソコンで「ことだま」と入力すれば「言霊」と変換されるほどに、
現代、信仰の対象ではなくとも、耳にしたことのある言葉です。
言葉を使ってそれを実現させる力と、またそれを慎み押さえようとする力、
双方の作用を司る、霊力が宿ると信じられていました。
日本の和歌には、その言霊の思想が残っています。
古代、大きくは政治を動かしたり、
歌枕に代表されるように、一つの言葉で、その情景や歴史背景を表したり、
またそこにかくされた想いを表現したり、
和歌によって様々なことを残し伝えてきました。
ただし、5・7・5・7・7の凝縮された31音に込められた想いを受け取るには、
現代のわれわれは、もう少し、多くを知った方がいいと思う。
過剰な装飾や無駄を省き、厳選された素材だけを使って圧縮し、
そして、その「間」にある想いを受け取る側がうめてゆくのです。
「行間」、「世間」、日本には、「間を読む」ことが沢山あります。
それが「フリーズドライ~解凍」です。
ライブは、その言霊を以て様々な儀式、伝承を、
そして音曲を以て楽しもうという思いが込められています。
まずは、初めの一つ。
大和なる和みの色を伝えかし
直ぐき思いや花をたよりに
~大和(日本)の和の心を伝えましょう
まっすぐで正直な心を
観るものを感動させるその力や美しさをたよりにして~
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