お茶会担当の芽久美です。
先日の雪堂茶会の主茶碗
雪堂先生手びねりの黒楽茶碗
銘は「頓悟(とんご)」
修行をせずして即座に悟りを開くことだそうです。
ゆるぎない確信をもってどっしりと座っている
力強い男性的なやさしさ そんな感じのするお茶碗でした
次茶碗も同じく雪堂先生の赤楽茶碗
銘は「山頭火(さんとうか)」
酒に生き、旅に生き、句作に生きた放浪の俳人 種田山頭火
最低の中に最高を生きた類い少ない人間 と誰かが書いていました
雪堂先生はこの山頭火の句をこよなく愛し、数多く書にのこされています
「山頭火」とは、あらゆるものを燃やし尽くした後にかすかに燃えるだけの火、
という意味があるそうです。
種田山頭火は、木火土金水という五行説と60年で一周する干支をもとにした、
中国の納音(なっちん)という運勢を占うための言葉のなかから、自らこれがいいと
選んでつけた俳号であるということを初めて知りました。
お茶会の中で、KNOBさんが
雪堂先生は、KNOBさんの書いた書をご覧になり、それだけで、元気がないな、
なにかあったのか?とおっしゃったと。
そのKNOBさんが、雪堂先生が霊峰富士で拾っていらしたという焼け焦げた真っ黒な石
にその唇をつけ寂寞とした風のような音を奏でる
目のずっと奥のほうがツーンとしました
私は、残念ながら雪堂先生を直接存じ上げません
雪堂先生は、何を思いこの茶碗にこれらの銘をつけたのか
知るすべもありません
お客様が皆お帰りになったあとの静かな水屋で
奥様の芝雪先生が、お弟子さんの浩堂さんに
こんな風にして茶碗を使ってもらえるなんて思ってもいなかったでしょうね、
ありがたいね・・・
ぽつりとおっしゃっていたのが
通りかかったときにとおくで聞こえました
(2009・4・25)
最近のコメント
MAYUMI on 熱田神宮でミニ茶会です: かな子さん ギリギリ
MEGUMI on 熱田神宮でミニ茶会です: かな子さま GWで家
長津 喬 on カナコさんの能面: 「面打」 あなたの
頭の佐々木 on 第三回 雪堂茶会: 投稿ありがとうござい
みーちゃん on 第三回 雪堂茶会: ご無沙汰いたしており
MEGUMI on 百花魁: まちこさま PC復活
三森眞智子 on 百花魁: 本年もどうぞ宜しくお
小林順子 on 小林順子です: みーちゃんさんコメン
みーちゃん on 小林順子です: 小林さま 検定を受検