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『水晶殿』-18 図面を描いたのは

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新之介文庫の佐々木です。


熱海瑞雲郷は造営主が全ての構想を創った。

 水晶殿についても、建物の広さ、大きさ、部屋の間取り、

  内外部の仕上げ、色に関することなど万般にわたり、

  細部の寸法に至るまで定めている。


造営主自らが、基本設計をし、実施設計は現場責任者に任せた。

  スケッチや図面は地元の設計事務所に指示して描かせた。

 工事の総責任者は椎野浅五郎。
 
実施設計者は笹倉梅太郎、構造設計は建設省の技術課長という。

 椎野の子である高野寛二は現場責任者。

笹倉と高野の二人は大学時代の友人。

 そして大工の菊池棟梁。

 地元の設計事務所の山崎光允は建築確認申請を笹倉の名義で代願した。

 この建築には、そのユニークな形だけではない、

  多くの人たちが関わっていた・・・・それも選ばれた人々。

確認申請が認可されたのが昭和29年9月22日。

  この日も浅からぬ縁のある日だった。

  そのことはいずれ・・・


 

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