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2017年8月14日
続・引出し‐中継

昨夜遅く、陶芸家の佐々木泰男さんからメール画像が送られてきました。

私の黒泥茶碗を窯から引き出し、冷水に浸けた後の状態でした。
画像で見る限り、楽茶碗や引出し黒のような艶があり、申し分ない出来のようです。

見た途端、「今度の茶事にはこれを使おうか」、「銘は何にしようか」などと早くも妄想が広がっています。

私の作陶は、ひたすら茶事に使うもので、都度招く客のために作り、縁があれば謹呈するというものです。
この後、十数点窯から出てくるのが楽しみです。

でも、私は多用に過ぎて窯焚きを手伝えず、連日連夜焚いて頂いている佐々木さんやお仲間の方たちには大変申し訳なく思っているところです。

薪で焚く窯は大勢の人の協力と時間を要します。そのエネルギーが全て作品となってくるのが作陶の魅力でもあります。ガスや電気ではないところがまた燃えるところです。

佐々木さんの作品はまた追って紹介したいと思います。

 

写真:自作「引出し黒泥茶碗」

 

 

 

 

 

 


2017年8月14日