ロング・インタビュー
2週間前、太田先生にインタビューをお願いしました。
テーマは11月25日に開催される能楽堂ライブ『九天飛翔』について。
当時太田先生は、演出台本作成中の真っ最中でした。
場所は三島のご自宅。お話しは、宗教比較論から茶花まで、相対性理論から
量子物理学まで、ランボーの随筆から万葉仮名について。そして「和の心に
て候」の候に込められた本当の意味は、等と広範囲にわたり、インタビューは5
時間を超え、僕が持参した携帯録音機の2ギガのメモリーカードがフルになっ
て終了しました。
このロング・インタビューで最も印象に残り、また今回のインタビューの核
心を表していると感じた言葉。
それは、5時間のインタビューの本当に最後の方で、太田先生がおっしゃった
言葉でした。
「いやぁ、俺もよくわかんないんだよ」
19歳の時、アインシュタインの相対性理論と量子力学を統合する数式を発見
した世界的宇宙物理学者、フリーマン・ダイソンのこんな言葉を思い出しま
した。
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偉大な物理学者だった私の恩師リチャード・ファインマンは、「疑問とは
理解を妨げるものではない。疑問こそ理解のエッセンスだ」とおっしゃっ
ていました。
ですから、私が「わからない」という時は、「わかり始めている」という
意味なのです。
フリーマン・ダイソン
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インタビューから二週間がたった今日、「ライブ出演者の皆さんに送ってく
ださい」というメッセージとともに、太田先生から能楽堂ライブ『九天飛翔』
の演出台本が届きました。
能楽堂ライブ、いよいよリハーサルが始まります。
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