ただいま「熱海瑞雲茶会ポスター」作成中
といっても、太田新之介先生ご自身の頭の中には、既にかなり具体的な
イメージがあります。ポスターの中央には、こう書かれています。
「桃山期の志野に井戸茶碗はないといわれていますが。」
「はい、世の定説を覆す一碗になると存じます。」
太田先生が、この茶会のために書き下ろされた『熱海瑞雲茶会録』の中の問答
の一部です。

「茶の湯」の世界を全く知らない僕にとっては、そもそも「志野に井戸なし」
という定説を知らないわけですから、その定説が覆されることが、その世界
においてどれほどのことなのかを思い計ることができず、よって、たとえ、
世が覆ったとしても、そのことさえ気づかずに生きていくのだなあ、と未知
の世界の出来事に思いを馳せました。
ところが、先週の打ち合わせで、この問答の部分が次の様に変更になったのです。
「桃山期の志野に井戸茶碗はないといわれていますが。」
「はい、歴史を開く一碗になるかと存じます。」
茶の湯の世界での大きな事件が、僕の身近な出来事になったような気がしました。
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