家紋
僕は、ディジュリドゥを吹くときに、だいたい袴を着ける。
ディジュリドゥの呼吸には、袴のゆったりした中、帯をしめ、
丹田に気を集中できるのは、もっともふさわしいという気がしているからだ。
着物を着ける時にも、意識を集中できる。
着物は紋付きなんだけれど、この紋は、僕がデザインしたオリジナル。
僕は、天然空洞木無孔笛流って 名乗っているんだけれど、
天然空洞木はディジュリドゥのこと。
無孔笛(むくてき)は、書の師、小野田雪堂先生から教えていただいた禅語。
孔のあいていない笛、穴が無くて音の出せない笛。転じて、言葉を
超越したところにある無上の説法。
常識にとらわれることのない優れた説法の意味。
こういう音を一生をかけて目指していきたいと付けた言葉です。
その無の字を家紋にしました。
一見、亀のようにも見える紋様は、陰と陽、伝説の龍、天と地、それをひとつに結ぶ
二本(にほん、日本にかけています)の天然空洞木(ディジュリドゥ)、
そして雷から出来ています。
ジーパン、皮ジャンの時と、着物で過ごすときと同じくらいになってきた。
そのくらい、着物って心地いい。
窮屈どころか、究極的にリラックスできる。
だけど、一本、筋が通っている。
着物はよく出来てる。
着物とディジュリドゥは本当に相性がいい。
木の文化の日本と自然の木の筒、ディジュリドゥはぴったり合うと僕は思っています。
能舞台とも合うことを願いながら、精進しています。
合掌。KNOB拝


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