「巨(おお)きい」ということ
通信 -002
「巨(おお)きい」ということ
代表 長津 喬
純粋な私見です。
大阪の町工場の人達が何人か集まって、アポロ宇宙船の外壁に貼るタイルを作っているそうです。
勿論、最先端の技術、材料と知識経験がギューギュー詰めです。それぞれの工場は3~4人か、せいぜい5~6人規模だそうです。
この人達のしていることは大きいのでしょうか、それとも小さいのでしょうか。
普段、私達が大きいとか小さいと感じたり判断するのは、為(な)したことの規模と為した人への好悪(こうお)の念によるものが多い気がしています。又、個人の成功とか、不特定の人達への影響の度合いかといったことも大小を判ずる基準になっているのかも知れません。
ひとのしていることを見て、好ましく感じるときは決まって、そのことが本人の為よりも、大袈裟にいえば万人のためだと思うときです。そこに感動を覚えます。
「万人の為に」と、ことをおこそうとする姿勢に、ことの大小を超えた巨きさを感じるのです。
三年前に上野で、二年前に熱海で開かれた「和の心にて候」の催しが、今年も熱海で行われます。企画・構成・演出をするであろう太田新之介君は、この「巨きさ」を見据えているように思えてなりません。
まだお目に掛かっていない新之介組の方々や、多くの皆さんに会えるのを楽しみにしつつ、11月29日に向って歩きたいと思っています。
共に巨きさを胸に秘めながら……。
(2009・1・1)