「小正月に思うこと」
通信 -003
「小正月に思うこと」
代表 長津 喬
私の住んでいる三島市の隣町には、雪こそ降らなかったものの、箱根や愛鷹(あしたか)山といった周りの山々にはきれいな”白粉”が施されました。
これも、いま今騒がれている地球の環境問題と関わりがあるのか、それとも単に老齢になったというだけのことなのでしょうか。
この程度の寒さなど何も感じていなかった若い頃、仕事の出来が遅かったり、良くなかった仲間に対して、己のことは棚に上げて心の中で彼らを責めている私がいました。曰く「給料の差がこれっぽちか」、「肩書きがこの程度の違いか」、「俺への評価は不当だ」…。
3人の子もそれぞれ一人前になり、漸く己と対話する時間をもてるようになって、「静かで穏やかに歳を重ねて行きたい」と考えるようになりました。
もし、己の中にこれまで積み重ねてきたものがあるとすれば、これをどうしようか、ということがこのところ課題になりつつあったところに、このような役を引き受ける仕儀になったわけです。
己がこれから為すべきことの扉の把手(KNOB)を握らされたのかも知れません。
次代を背負う人達が、無用な石に躓かぬよう、何かひとつでもお役に立つことが出来たら本望です。
何やらあの世に居る父母や恩人達の微苦笑が見えるようですが…。
” 痩せ枯れし 地にもたしかな 芽吹きあり ”
(2009・1・15)