ギャラリー珎玄齋 オークション出品履歴

オークション出品 10/30~11/5

 

№-1001ミャンマー・緑釉彫草花文碗15~16世紀

作品説明
時代15~16世紀
オムコイ出土品
赤味の強い器体に草花文を彫り、緑釉を掛けた碗である。永く土中にあったとは思えないほど緑釉は綺麗に残り、光沢を見せている。緑釉で彫のあるものは少なく、他に10点ほど見ている。
キズや欠けはなく完品といえる。類品を使用しているが、使う毎に光沢が増しているように思う。薄茶の茶碗としておすすめできる。要再洗浄。

サイズ  径:13.0  高さ:7.3センチ

 

№-1002タイ・サワンカローク彫白濁褐釉彩魚形双耳水注15~16世紀

作品説明
時代15~16世紀
オムコイ出土品
魚形の器体に彫を施し褐釉と白濁失透釉で塗り分け焼成した双耳水注である。
口を尖がらせたユニークな姿は面白く、鱗模様は斬新で、中品であるが大きな雰囲気を感じさせる。往時の陶工たちは造形的に優れ、作品は美術工芸品としても高い評価を得ている。
永く土中にあったため風化はあるが、欠けなどはなく完品といえる。
スワンカローク彫褐釉彩作品の特色を備えた作品といえる。
水洗浄済。

サイズ   タテ:11.2  ヨコ:6.5  高さ:4.9センチ

 

№-1005ミャンマー白釉緑彩草花文碗15~16世紀

作品説明
時代15~16世紀
オムコイ出土品
赤味の強い器体に緑彩で草花文を描き、厚く白釉を掛けた碗である。
滲みの強い緑の線描きは神秘的な雰囲気を漂わせる。
永く土中にありそれなりの風化や劣化はあるが、白釉緑彩は淡い光沢を見せている。
この種の陶器は大壺、大皿から花入、茶碗、造形物まで種類は多種多様で、ミャンマー陶器の輝かしい歴史を物語るものとして注目を集めている。
外周に一ケ所キズがあるが、全体に欠けはなく良品といえる。
類品を使用しているが、使う毎に光沢が増している。
使用に際しては土臭があると思われるので、再洗浄をお勧めする。

サイズ 径:13.4  高さ:7.5センチ

 

C49タイ出土 中国明・古染付山水文楓形変形皿17~18世紀

作品解説
時代 17~18世紀
タイ・メソート出土品
高士が遠山を眺望し、一羽の鳥が飛ぶ。「遠山眺望の図」とでも名付けたくなるような明代山水図の題材で、雅拙味のある絵付けは古染付変形皿の魅力のひとつといえる。
楓の葉の形に似ることから我が国では楓形と名付けたユニークな変形皿である。
経年のため僅かな風化や薄いシミがあり、高台内に出土時に土を取る際に付いた微細な擦りキズがあるが、欠けもなく良品といえる
デザインの優れていることもさることながら、料理を盛り付けてみたくなる形である。
高台内には砂が混入し、砂の上に置いて焼成したことが解る。
胎土、釉薬、作りなどから景徳鎮民窯作品と考えられる。
洗浄済。

サイズ  タテ:20.0  ヨコ:18.6  高さ:4.5センチ

 

C50タイ出土中国明・古染付祥瑞大茶碗17~18世紀

作品解説
時代 17~18世紀
タイ・オムコイ出土品
古染付の典型的な文様として名高い祥瑞茶碗で、呉須が綺麗に発色する部分と、黒紺に変化しているところがあり、野趣に富んだ大茶碗といえる。
この文様を使った水指、碗、香合なその茶道具は人気があり、相当数作られてきた。
作品は口径より腰の径が大きく、堂々とした佇まいで、口辺は鉄絵具を塗廻していたが、高温で焼かれたためか僅かな跡が残る。
高台内と見込み底に出土時に土を取る際に付いた細い擦りキズ線がある。
高台内には砂が混入し、砂の上に置いて焼成したことが解る。
胎土、釉薬、作りなどから景徳鎮民窯作品と考えられる。
同意匠のものは大中小があるが、この作品は大の茶碗で茶道具として珍重される。
洗浄済。

サイズ 口径:12.8  胴径:13.4  高さ:9.2センチ

 

 

 


ただいまの出品につきましては
ヤフオク
ギャラリー珎玄齋
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/g_chingensai

よりご高覧ください。

2017年11月2日