カビだらけ
「兵ちゃん今晩は。タマもオコンバンワ」
「磯千代姐さん、今夜のカンザシは素敵だね。誰の贈り物?」
「ヒミツ…。さあ、一発いきましょうか!」
ほんとに地球のためだとしたら 人間いなくなるがいい(25)
「姐さんキツイ一発だね。こういうのを聴かせてやりたいやつがいるんだ」
「だって、この頃世の中地球を守るの大合唱。あたしゃ面白くないねぇ」
「はい、次は兵ちゃんよ」
「姐さんさんもうひとつ」
地球を守るはおこがましいの へばりついてるゴミなのに(26)
「いいねぇおこがましいは。ごみねぇ。そうかも知れないな」
「この前ね、飛行機に乗って空から町を見たら、人間ってカビっていうゴミかも知れないって思ったわ」
「カビ…。合ってるね。姐さん新しい学説かも知れないよ」
「カビに失礼かもしれないけど…」
地球側から人間見れば 毒を吐いてるカビの種よ(27)
「兵ちゃんもやるわね」
「今夜はハイレベル都々逸だね。姐さん偏差値たかいねぇ」
「今日は花代高くして!」
「おいおい。もう一発」
空の上から見てみりゃ解る カビのいるとこ夜光る(28)
「人工衛星から見たらカビが夜繁殖している場所が分かるわね。交尾の時にお尻が光る蛍みたいに」
「このカビはのべつ幕無しに光るからなぁ」
カビのことならアチキに聴いて 華美な生活してるから(29)
「うらまやしいなぁ。羨ましいを通りこしてるよ」
「もひとつこんなの如何?」
カビの親玉 プチ-ン、ブッシュ 日本のカビはか弱そう(30)
「日本カビはそれでも品がいいのよ」
「それってエコ贔屓だな」
>> つづく